一緒に見て、話して決める、
おまかせ一辺倒ではない診療

当院の診療の特徴は、
具合の悪い所を一緒に見て、
治療方針も話し合って決めるというところです。

漫然と薬をもらうために通い続けるのではなく、
治療方針を明確に伝え、
治るべきものは「治った」と
体感していただきたいと考えています。

治療が難しい場合は、その旨を明確に伝え、
他にできることを一緒に探します。

びょういんきらい！への関わり方

器械いっぱいの診察台に座らされ、細長い金属棒が近付いてくる… しまいには大きな音を出しながら耳や鼻をツンツン。治療のためと我慢出来る大人と違い、お子さまはそうはいかないのが現実。

耳鼻科は処置をしながら診断する科目なので、お子さまが怖がったり、泣いてしまうことも...。けれど、勇気をだして診察室まで来た子に、決してそれ以上怖がらせたり、無理を強いることはありません。

お子さまと一緒に耳や鼻の中を探検！とまではいかないかもしれませんが、できるだけ丸くて柔らかい器械を使用したり、最細径の電子内視鏡を用いて、正確な診断を行います。そうすることで意外にお子さまも口をあんぐり開けて画面を見ているものです。お子さまの気持ちに寄り添いながら、少しずつ診察に慣れていけるようサポートします。

主な疾患と治療

当院では下記の疾患を中心に耳・鼻の治療を各種行っています。まずはご相談ください。

鼻炎

鼻風邪と勘違いしがちな鼻炎は原因が多岐にわたります。確実に治療するにはその原因を知ることがとっても重要です。

副鼻腔炎

副鼻腔炎、または蓄膿症。慢性化すると日常に影響し、年代問わず多い病気。当院では、日帰り手術を行っています。

中耳炎

中耳炎は様々なタイプがあり、ほうって置くと重症になることも。早めにご相談ください。

めまい

原因に、耳や脳、神経・血管系の病気の他、ストレスや過労・睡眠不足も。日常の様子も含めてお話をお聞かせください。

めまいの治療

睡眠時無呼吸症候群

様々な症状がみられる睡眠時無呼吸症候群。よく眠れず、生活にも影響が出る前に、早めの治療がおすすめ。

睡眠時無呼吸症候群の治療

補聴器・耳鳴り外来

聞こえのお悩みを解決する補聴器・耳鳴り外来。買ったら終わりではなく長く快適に使うためにまずはご相談ください。

正確な診断を支える検査機器

ドロップスクリーン検査

検査後結果まで：約30分
検査費用：3割負担（約4,740円）

小さなお子様や採血が苦手な方へ、注射器を使わず、スタンプで指先から
1滴採血するだけで、花粉や食べ物など41項目のアレルギーを検査することができます。

結果が出るまではわずか30分。
約1週間かかる従来検査に比べ格段に早く、当日中に結果がわかります。

※1台あたりの検査数に限りがあるため、検査が重なった場合は翌日以降、もしくは次回再診日に結果説明いたします。どうしても本日中に結果を知りたい方は同様のやり方で行うイムノキャップもご案内できます。（食べ物を除くハウスダストや花粉など8項目のみとなります）

耳鼻咽喉科専用
領域CT

検査時間：数分
検査費用：3割負担（約3,390円）

より正確な診断と適切な治療のため、モリタ社製コンビームCTを導入しています。
超高解像度で詳細な構造まで確認できるのは勿論、
一般的なCT（ヘリカルCT）に比べて1/7以下の被曝量に抑えることができます。

副鼻腔炎や鼻骨骨折、特殊な中耳炎の診断や重症度の判定を行うことができます。

NBI搭載電子内視鏡
（極細径）

NBIを搭載している現時点で最も細径のスコープ「OLYMPUS社製内視鏡システム」を導入しています。NBI（Narrow Band Imaging）はOLYMPUSが独自開発した光学的画像強調技術です。粘膜表層の毛細血管や微細構造を強調するため、耳鼻咽喉科領域のがんを早期発見することができます。耳鼻咽喉科領域のがんは発見の時点で進行している可能性が高く、いかに早期発見して早期に治療を開始するかが鍵となります。

また、当院で使用するスコープは太さ2.6㎜（一般的なものは3.9㎜）と極細径です。お子様や鼻腔の狭い方でも容易に挿入でき、苦痛の少ない診断が可能です。普段は見えない部分を一緒に確認することで、病気に対する理解が深まり、納得いただける診断や治療を行いたいと思います。