大学病院クラスの医療機器と
完全個室の手術室
当院では内視鏡を用いて
耳・鼻科手術を数多く行なってきた院長が
直接手術を担当します。
クリニックでありながら専用の手術室、
大学病院クラスの医療機器を揃えている、
九州でも数少ない医療施設の1つです。
特に紹介状も不要で、
診断から手術、術後のアフターフォローなど
当院で一貫して行うことができます。
またプライバシーに配慮し、完全個室体制で
治療を行いますのでご安心ください。
これまで仕事や育児、家事、介護など様々な理由で手術を諦め、
内服による治療を延々と続けている方を沢山見てきました。
近年、様々な技術や医療機器の進歩により、
これまで入院を必要としていた手術を日帰りで行うことが可能となり、
当院でも患者さまへの負担を最小限にするため日帰り手術を実施しています。
内服や処置のみではどうしても治りきれない病気に対して、
より踏み込んだ根本的な治療を安全に提供しています。
高額療養費制度が適用されます
1ヶ月の医療費の自己負担額が限度額を超えた場合に、超過した分の金額が払い戻される制度です。自己負担限度額はその方のご年齢や所得に応じて異なります。
日帰り手術のメリット
低侵襲で身体ダメージが少ない
大きく粘膜を切開する術式もありますが、当院では微細な内視鏡を用いて手術を行うため、傷跡が小さく目立たず、身体へのダメージが少なくなります。また、身体への負担軽減には手術時間の短縮も重要なため、最短15分、長くても90分程度で行うように努めています。
入院なしで、
時間的・精神的な負担が少ない
入院して手術を行った場合、退院までに7〜10日程度かかります。入院は様々な制約を受ける事がありますが、日帰り手術の術後はあくまで自己管理のためその限りではありません。手術当日にご帰宅できますので、術後は慣れた環境でリラックスして過ごせます。
日常生活への
早期復帰が可能(術後約3日)
術後に通院していただく必要はありますが、ほとんどの方が術後3日程度で仕事に復帰しています。仕事内容によってはそれよりも早く復帰することが可能です。仕事をしながら治療を受けられる。日帰り手術が普及してきた大きな要因です。
保険適応で入院費も不要の低コスト
入院費用がかからないため、費用は大きく軽減。例えば当院で行う鼻中隔弯曲症の日帰り手術は32,000〜35,000円程度の費用ですが、同手術を入院で行う場合は7〜10日の入院と10〜15万程の費用が必要です。また、当院での手術は全て国が承認した「保険適応」の治療。高額療養費制度による国の助成や個人加入された民間の医療保険があれば、金銭的な負担をさらに軽減することも可能です。
手術をご検討の前にご覧ください。
- 持病によっては手術が行えないことがあります
-
未治療の合併症やコントロール不良の疾患がある方、血液をサラサラにする薬などを複数飲んでいらっしゃる方は術中・術後合併症の可能性が高いため、入院での術後管理が必要となります。日帰り手術の適応でない場合、その他専門施設へ紹介いたします。
また、手術後の移動手段や、帰宅後のご家族の付き添いなどについても、必要な条件があります。詳しくは医師までお尋ねください。
- 帰宅後、出血や痛みに対して
ある程度の自己管理が必要になります。 -
手術が決まりましたら、当院スタッフより術後の注意点や対応などを詳しく説明いたします。術後に問題が生じた場合に備えて緊急連絡先をお渡しし、安全な体制をとっております。しかし、いざ自宅で何かあった場合、事前の説明にそって対応するのは患者さま自身です。ある意味、冷静な自己管理を行うことが求められます。
- 術後の条件があります
-
術後に帰宅された後は、ご家族の付き添いが必要です。また、当院からご自宅までは公共の交通機関ではなく、自家用車(患者さん以外が運転すること)もしくはタクシーでお帰りいただくこと、およびその移動時間が概ね1時間内であることが必要です。それ以上遠方の方は、付き添いの方と近隣ホテルにご宿泊ください。
日帰り手術の流れ
診察
まずは通常通り診察を行い、病状やライフスタイルに応じて様々な治療方法を提案します。手術が最適な治療法であり、かつ日帰り手術をご希望される場合は手術予定日を決めます。
検査・手術の説明
手術予定日から約2週間前に全身検査(血液検査、心電図、胸部レントゲン、呼吸機能検査)を行います。また持病や、普段飲まれているお薬なども確認します。いずれも問題ないことを確認し、手術日を確定。そのうえで手術内容や、注意事項について詳しく説明いたします。
*術前検査の結果次第では日帰り手術の延期や中止もあり得ます。
入院での手術が望ましいと判断されれば、その他入院施設へ紹介いたします。
手術当日
手術は鎮静下での局所麻酔または全身麻酔で行います。手術後は院内のリカバリー室で3時間程度安静にしていただき、問題ないことを確認しご帰宅いただきます。当日は出血もあるため、自宅で安静にしてください。
ご帰宅後に万が一異常を感じた場合は遠慮なくご連絡ください。
術後の診察
手術翌日から2〜3日間は毎日外来で術後の処置を行います。その後も術後の経過観察を行います。術後の状態によって通院回数や期間は変化します。
当院で対応できる日帰り手術
当院で行う手術は、全て健康保険が適用できる、日帰り手術です。
アレルギー性鼻炎・
肥厚性鼻炎
慢性的な鼻炎によって鼻の中が狭くなっている状態です。
鼻の中にある粘膜のヒダを小さくすることで鼻の通りをよくします。
また鼻水やくしゃみの原因となる神経を切断し、鼻炎の症状を起こしにくくします。
- 手術内容
下鼻甲介手術、後鼻神経切断術
鼻中隔弯曲症
左右の鼻を隔てる軟骨がどちらかに曲がっていることで鼻詰まりが起きている状態です。
薬物療法では治ることがないため、軟骨の曲がっている部分のみ切除し、鼻の通りをよくします。
- 手術内容
鼻中隔矯正術
慢性副鼻腔炎
薬物療法でも十分に改善しない方、副鼻腔炎を繰り返す方に対して行います。
炎症によって病的になった粘膜を除去し、鼻の中の換気や分泌物の排泄がスムーズに行えるようにします。
- 手術内容
内視鏡下鼻副鼻腔手術
急性中耳炎
炎症が強く、なかなか熱が下がらない時に行います。
鼓膜を小切開し、膿を吸い出します。切開された鼓膜は数日で自然に閉鎖します。
- 手術内容
鼓膜切開術
滲出性中耳炎
鼓膜の内側に滲出液が溜まり耳の聞こえが悪くなる状態です。鼓膜切開術でも改善せず、繰り返す場合に行います。切開した鼓膜に小さなチューブを挿入し、鼓膜の内側に溜まった滲出液を長期的に排泄できるようにします。中耳炎の状態によってチューブの留置期間が変わります。抜去後の鼓膜は多くの場合、自然に閉鎖します。
- 手術内容
鼓膜チューブ挿入術
慢性中耳炎
鼓膜に空いた穴が自然に閉鎖せず、難聴や耳だれを繰り返している状態です。鼓膜の穴の大きさや位置によって様々な手術方法が選択されます。以前は耳の後ろを切開して行っていましたが、当院では内視鏡を用いて全て耳の中だけで操作しますので、傷跡が残りません。穴の周りを少し切開し、穴の裏側に再生の土台となる人工物や組織を挿入します。
- 手術内容
鼓膜穿孔閉鎖術、鼓膜形成術、鼓室形成術
費用について
当院での治療は全て健康保険適応。
高額療養費制度も利用できます。
( 3割負担の場合 )
*全て片側の料金(鼻中隔矯正術を除く)。両側行った場合は片側X2になります
- 粘膜下下甲介骨切除術 (内視鏡下鼻腔手術)
- 23,820円
- 後鼻神経切断術 (経鼻腔的翼突管神経切断術)
- 91,380円
- 鼻中隔矯正術 (内視鏡下鼻中隔手術)
- 19,860円
- 内視鏡下鼻副鼻腔手術 (選択的副鼻腔手術)
- 74,730円
- 内視鏡下鼻副鼻腔手術 (汎副鼻腔手術)
- 96,240円
- 鼓膜切開術
- 2,070円
- 鼓膜チューブ挿入術
- 8,010円
- 鼓膜穿孔閉鎖術
- 4,740円
- 鼓膜形成術
- 54,300円
- 鼓室形成術 (耳小骨温存術)
- 103,980円
診療時間 | 月mon | 火tue | 水wed | 木thu | 金fri | 土sat |
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9:00~13:00 | ~12:30 |
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13:00~15:00 | 手術のみ |
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15:00~17:30 | ー |
- 窓口受付時間
〈午前〉9:00〜13:00(土曜 〜12:00)
〈午後〉15:00〜17:00- オンライン受付時間
〈午前〉7:00〜12:30(土曜 〜11:00)
〈午後〉7:00〜16:30
- 当院はオンライン予約を優先しております。予約なしでの来院の際は長時間お待たせする場合があります。
また診察状況に応じて予約並びに受付を中断することもあります。あらかじめご了承ください。